自分の将来の夢を思い浮かべよう

人生・哲学

私の将来の夢は、漫画家になることでした。また、動物も好きだったので、「獣医になりたい」とも言っていました。 

その中で母が「漫画だけじゃ食っていけない」「動物はお金を払ってくれない」と言って否定しました。

母は私に安定した職に就いて欲しいと願っていたのです。 高校からは興味のあった生物・医学系の道を選びました。

母は給与の高い医者や製薬業界への就職を進めました。そこで、医学部を受けたのですが全部落ちました。 もう私は20代半ばまで来ていますが、ここで気づいたのは、「私は母の望むレールの上を歩いてるだけなのでは?」という事です。

自分の本当に望む道を歩めていない。本当に好きな事が出来ていない。心の声を無視し続け、ひたすら頑張り続けるだけ。その事実に気づいたとき、プツリと何かが切れる音がして、なにも手につかない状態になってしまいました。 

今こそ好きな研究を続けられていますが、ある日、ちびまる子ちゃんの作者さくらももこさんの訃報を聞いた時、「人間はいつ死ぬか分からない。1度限りの自分の人生、自分を大切にして、好きな事して生きていかなければ」と強く思うようになりました。 

明日死ぬかも分からないような、たった1度の自分の大切な人生。自分で創り上げていけると、どれだけの人が信じられているでしょうか。 

私は研究は好きですが、研究だけで生きていこうとは思いません。

今は子供の頃の夢を思い出し、開発ベンチャーを立ち上げて多くの癌患者さんを救うという夢に向かって歩んでいます。漫画も描いてます。毎日が楽しいです。 

皆さんも、自分の今やっていることが、どんな将来に向かっているのか1度じっくり考えて見てください。

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